カラーデザイン勉強会 第3回に行ってきました
トゥージュールさんのカラーデザイン勉強会、第3回に行ってきました。
今回は「色彩で学ぶ世界の歴史」ということで
青をテーマにお話を聞きました。
(昨年の勉強会は緑がテーマでした)
世界の歴史、といってもそれはヨーロッパの歴史。
そのなかでの色ってことになると、基本は西洋の美術史になる。
高校のときは、日本デザイン史の方が好きだったので
西洋の方は、大人になってから好きになった感じ。
もっと早くからマジメにやっておけばよかったなー。
西洋デザイン史の成績、よくなかったもんなー。(笑
西洋の美術史を学ぶと、やっぱり宗教(キリスト教ね)が大きく影響する。
あと民族的な問題も影響する。色にも大きく影響してて
私たち日本人の感覚とは違うところがあってたくさんある。
でもその問題点が、たくさんの色が生まれるキッカケになったわけです。
今回のテーマの青でいうならば・・
青色を作り出す植物や鉱物が少ない事、そのなかでも
とても希少な半貴石ラピスラズリから造られる「ウルトラマリン」
この色が生まれた事で、絵画はもちろん全てにおいて価値観がかわり
それまで民族的な問題から蔑まれていた青が(ローマ帝国とゲルマン民族)
一転して高貴で特別な色になった(ロイヤルブルーかと)という話。
色彩検定で色の名前(慣用色名)と由来を覚えるのがとても好きで
色々と覚えたけど、1つ1つの色を探求して行くのって面白いかも。
そんな本ないかなー。