生まれました!
入院してすぐ、13時のNSTで、赤ちゃんの心音が気になると言われ、どうせ月曜日に出すんだし、土日に何かあっても人手も足りないので、もう今日出しちゃおうってことで、急展開の帝王切開手術になりました。
手術は15時から。旦那さんと、母親に連絡して、準備に入る。
赤ちゃんが心配でドキドキ。
すぐに旦那さん到着。
14時50分
手術室に向かう。皆さんが笑顔で元気に迎えてくれる。心強いな。
旦那さんと、クライムオン、クライミング!でグータッチをして、手術室へ。
手術台に乗ってからは、緊張からかアドレナリンが出てるのか、笑えてくる。
ドラマみたいだなぁ、とか思って。
そのうち麻酔科の先生が到着。この先生がイイ人だった。
ずうっとお話してくれて、安心した。他の病院の先生らしく、看護師さんたちも、よく喋る先生だね。慣れてるね。と言ってた。
私には凄くよかったと思うことの一つだ。
横向きになり、背中を丸めて麻酔をするらしい。
針を入れる時に動いたらダメなんだけど、結構頑張ってジッとしてたら、メチャ褒められた。
15時10分
麻酔が効いてくる。
15時21分
手術開始
なんか、切ってるらしい、麻酔科先生が教えてくれる。
すでに山登りの気分。そろそろだよと言われて伊吹山の8合目辺りを思い出す。
それからは、岳の最終巻の好きなセリフがグルグル。
「絶対登れるって思って立ってるんだ」
麻酔科先生が[「頭が出たよ!あっ大きい!」と言って、「もうすぐ泣くよ!」
オギャーって感じの小さな泣き声が聞こえた。
「産まれたよ〜。」と言われ、気づいたら泣いてた。
時間は15時27分
赤ちゃんがキレイにされて左手の辺りに来た。
「君かぁ〜。元気そうだね、今日出てきたかったんだね。大きいね。髪があるね。」
たぶんこんな事を言ってたと思う。ホッとしたし、テンションが高かったと思う。
赤ちゃんはパパの所に行くねと言われ、「よかった〜、パパに会えるね。」と思った。
その後は後処理。
よし、下山だな。下山の方が身体に来るよね。とか考える。
なんだか、ちょっと痛いかも。
執刀の先生が、筋腫が見えてるから切っとくね、ってサービス?してくれた(笑)
途中で電話がなり、3632gと教えてもらう。
縫われてる間に眠ったみたい。気がついて時計をみたら
16時30分。
そろそろ終わりだよ。と言われて手術着を着せられ、ベッドを移動。
スクレイパーみたいなので、ベッド移動。すごーい。
身体中管だらけになり、部屋に戻ったら、旦那さんと両親が来てくれた。
三人とも、赤ちゃんが大きいこと。特に手や足が大きいこと。などを色々話したてくれた。
旦那さんは抱っこできたみたい。イイな〜。
出産後に言われた伝言を旦那さんが一気に伝えてくれる。忘れそう(笑)
ただ、術後すぐはまだ、テンションが高かったけど、だんだん痛み止めが効き始め朦朧としてきた。
両親の会話が遠くに感じる。
そしたら、三重から旦那さんのお母さんとお姉さんと甥っ子くんもきて下さった。
でも意識が限界。何時の間にか落ちてた。気づいたら三重のお母さん達は帰るとこ、うちの両親、旦那さんも帰って、また落ちた。
その晩は寝たり起きたり、痛かったりでよく分からない感じだった。